### 概要 Launch Loggerは、JMPが起動するたびにシステムの詳細を含むテキストファイルを作成します。これらのテキストファイルは、特定のコンピュータでJMPが起動された回数を追跡するために使用できます。システム管理者が複数のマシンにまたがるこれらのファイルを収集すると、管理者は組織全体でのJMPの起動を追跡することができます。 ### 使用方法 Launch Loggerにはユーザインターフェースがありません。システム情報を収集し、テキストファイルに書き込むために`addinload.jsl`を使用します。テキストファイルはJMPパス変数で定義されたディレクトリに保存されています。USER_APPDATAこの変数が指し示す場所は、JMP製品とオペレーティングシステムによって異なります。 * Macintosh: /ユーザ/\<ユーザ名>/Library/Application Support/JMP/\<バージョン番号>/ #### v17 以前： * Windows (JMP)：C:¥ユーザー¥\<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥JMP¥\<バージョン番号>/ * JMP Pro:C:¥ユーザー¥\<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥JMPPro¥\<バージョン番号>¥ #### v18+: * Windows (JMP)：C:¥ユーザー¥\<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥JMP¥JMP¥\<バージョン番号>/ * JMP Pro:C:¥ユーザー¥\<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥JMP¥JMPPro¥\<バージョン番号>/ このディレクトリ内のファイルはパターンを使用して名前が付けられています。 *ホスト名\_date_time.txt* ホスト名はJMPを実行しているコンピュータの名前であり、日時は起動日時です。テキストファイルに収集された情報は： * **Bitness** => 64ビットまたは32ビット * **Build Information** => ビルド日時、リリースビルドかデバッグビルドか、カンマ区切りの文字列で製品名を戻す * **Date** => JMPの起動日時 * **Host** => MacまたはWindows * **Hostname** => 環境変数の値COMPUTERNAME (Windows)またはHOSTNAME (Mac) * **JMP Version** => バージョンが起動されているJMP * **Product Name** => 実行中のJMP製品の名前、Proまたは標準 * **Username** => 環境変数の値 USERNAME(Windows)または USER(Macintosh) テキストファイルは、値を読み込みやすい構文を使用して書かれており、JMPで連想配列に戻すことができ、ログを集約するために使用されます。ここには、ログを解析し収集するためのサンプルJSLがあります。 ``` tableFromAAList = Function( {inList}, {Default Local}, tblRef = New Table( "Data from List of AAs" ); For( i = 1, i <= N Items( inList ), i++, nextKeys = inList[i] << Get Keys; tblRef << Add Row( 1 ); For( j = 1, j <= N Items( nextKeys ), j++, nextVal = inList[i] << Get Value( nextKeys[j] ); Try( Column( tblRef, nextKeys[j] )[i] = nextVal, //ON ERROR tblRef << New Column( nextKeys[j], Character ); Column( tblRef, nextKeys[j] )[i] = nextVal; ); ); ); tblRef << Delete Columns( "Column 1" ); ); logfiles = Files In Directory( "./Logs" ); logs = {}; For( i = 1, i <= N Items( logfiles ), i++, Insert Into( logs, Parse( Load Text File( "./Logs/" || logfiles[i] ) ) ) ); tableFromAAList( logs ); ```

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